国家資格である「通訳案内士(ガイド)」の免許制から登録制への移行などを盛り込んだ改正通訳案内業法(通訳案内士法)が成立し、政府は観光立国・ニッポンの実現に向けた「ガイド増員計画」を本格化させる。
3日の参院本会議で成立した改正法は、全国で活動できる通訳ガイドの業務について、申請者を審査して認める免許制から、資格を持つ人が届け出るだけでいい登録制に緩和し、都道府県別の「地域限定通訳案内士」も創設する。一方、無資格ガイドの罰金を3万円以下から50万円以下に引き上げ、取り締まりを強化する。施行は2006年4月1日。
通訳ガイドは、英語、中国語、朝鮮語など9か国語の能力を認定する唯一の国家資格だ。日本の地理や歴史、文化など幅広い知識や外国語での表現力が求められ、合格率は6?7%の難関資格だ。所管する国土交通省は、通訳ガイドの試験問題をより実践的な内容に改め、合格率を20?30%まで引き上げる方針だ。
1日のガイド料は2万5000?3万5000円が相場だが、季節で仕事量が増減して収入が安定しないため、資格を持つガイド(9650人)のうち、活動しているのは1500人弱とされる。
(2005年6月5日23時4分 読売新聞)
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